安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件以降、統一教会と山上容疑者についてのニュースは絶つことはなく、色んな記事を見るうちに(100%信じてはいないが)色々な事実がわかってきた。
自分は、この事件は時たま発生する無差別殺人事件かと最初思っていたが、そうではなかった。
犯人は用意周到に、安部氏だけを狙って事件を起こした。
どうやら、母親が統一教会に心酔し家庭が滅茶苦茶になったことで、何十年も恨んでいたとのこと。
真相はわからないが、あの頃の幸せだった家庭を返してほしい、自分だけを見てくれていた母親を返してほしいーー
そんな気持ちが何重も積み重なり、いつしか憎悪となり、この事件を起こすに至ったのかもしれない。
暴力や殺人は絶対にしてはいけないが、山上容疑者の気持ちもわからなくはない。
自分も地元にいた頃、母親の不倫のせいで家庭が壊れた経験があり、当時は相手の男を死ぬほど恨んだ。
思うに、世の男にとって母親の存在というのは何物にも代えがたいものであり、いくらマザコンと言われようが、みんな母親が大好きなのだ。
そんな神のような存在である母親が、ある意味汚されたときの子供の怒りというのは、素晴らしい女性であればあるほど恐ろしいものになっていく。