文科省が「学校におけるがん教育の推進」を本格的に進めている。
賛否両論あると思うけど、近しい人を癌で亡くした自分からすると個人的にはこの流れは良いと感じる。
誰だって癌などの大病にはなりたくない。
でも、どんなに健康的な生活を送っていても遺伝等の原因で悪性がん細胞が出現する可能性がある。
言い方はアレだが、こんな罰ゲームみたいな人生のシステムは正直勘弁してくれよと思う。
とある掲示板にあったコメントで、「自分が死ぬこと自体は生物なので受け入れるしかない。しかし本当に嫌なのは、大病に罹患し死へと向かうまでの長く苦しい道のり」という趣旨のものがあった。
あくまで想像でしかないが、それは真っ暗で出口が見えないトンネルをひたすら歩いて進むような世界なのだろう。
第二の患者とも言われる、患者の家族にとっても長く苦しい日々が続くことは想像に難しくない。
だから、僕はもし死ぬなら日本列島が沈むような大災害が起きるなりして、みんな同時に一瞬で死にたいな。
死について考えていると、子供と過ごす時間をもっと大事にしようと改めて思います。