癌で闘病中の親戚は従兄弟なのだが、小さい頃から実の兄弟のように一緒に育ってきた。
本当にたくさん思い出がある。
社会人になってからはさすがに会う頻度が減ったが、僕が帰省した時は必ず実家に遊びに来ていた。
会うのが当たり前。
一緒に成長して、お互い幸せに生きていくのが当たり前。
の、はずだった。
当たり前に元気で笑っているはずだった彼女は、原発不明癌と診断され病院のベッドに横たわり、夜も眠れない身体の痛みを和らげる薬を投薬されている。
当たり前って、とてもありがたい事なんだ。