左精索静脈瘤の手術は、妻と相談した結果、割とあっさり「やろう!」という運びになりました。
手術は年明け前の12月末でした。
術後は1週間ぐらい運動できないので、仕事と相談でしたが上手く休暇が取れました。
事前に言われた通り、陰毛を綺麗に剃り、いよいよ手術当日。
生まれて初めて点滴を打ちました。
いや~、点滴って痛いんですね。。今まで打たれた注射で1番痛かった。
点滴を打って割とすぐに手術に移りました。
メスを入れるのも初めてだったので、痛みの恐怖はありましたが陰部の左側に麻酔を5回ほど打つと、切っても何も感じませんでした。
左精索静脈瘤手術は、精巣内で血管の逆流を引き起こす原因となる太い静脈を糸で縛り、血液を正常な流れにする手術です。
僕の場合は、その血管が15本ほどありました。
約1時間後、手術は無事に終わりました。
年末年始、僕の実家に帰省した僕たち夫婦は、親に病気のことと手術のことを伝えました。
親も、息子の突然の告白にさぞかし驚いたことでしょう。
まさか、自分の子供が…という気持ちだったと思います。
僕自身も、症状を告げられたときは「まさか自分が…」と結構ショックを受けましたね。
だって、今まで生きてきてこれといった大きな病気や怪我もなく、健康体だった訳で。
それが、子供を産むという重大事にこんな病気が発覚したのですから。
(続く)